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KKK(クークラックスクラン:白人至上主義団体)のリーダーと親友になった黒人男性

先日の記事『この世から人種差別がなくなり、人類が一つになりバランスをとりはじめると、勝手に人口は減っていく』で、


「人種差別をなくすことが何よりも先。地球語の習得と同時でもいいから差別心は失くしていくようにして」


と、ターワが言っているのを聞いて、元夫が「KKK(クークラックスクラン:白人至上主義団体)のリーダーと親友になった、有名な黒人男性がいる」と言っていたことを思い出しました。


調べてみたら、R&Bのミュージシャン、ブルースマン、バンドマン、俳優、作家で活動家のダリル・デイビスさんのことで、映画にもなっていました。

Daryl Davis
▲ダリル・デイビスさん


白人が多く暮らすマサチューセッツ州のボストン郊外で育ったダリル・デイビスさんは、10歳の時、はじめて人種差別を体験しました。


「両親は改まって人種差別について説明してくれましたが、全く理解できませんでした。理解できない内容でした。 私のことを全く何も知らない、一度も視線を交わしたこともない、話したこともない人が、たった一つの理由で 私に危害加えたくなるというのです。 それが私の肌の色なんだと。私は両親の言うことを信じませんでしたが、更に多くの出来事が起こり始め、それが真実だと気づきました」



とダリル・デイビスさんは語ります。


通常こういった人種差別の被害経験を重ねていくと、憤慨して防御的になって心がふさぎ込んでしまうものなのに、


「10歳の私の心に ある疑問が生まれました。その疑問とは 『なぜ人は私のことを知りもせず、私を憎めるのか?』 私は多くの時間を費やし 黒人至上主義、白人至上主義、ドイツのナチス、アメリカのネオナチ、KKKや反ユダヤ主義の本を読み、その思想を理解して自分の疑問に対する答えを得ようとしました。 けれど、どの本もその答えを 与えてはくれませんでした。そしてある時ひらめきました 『なぜ人は私のことを知りもせず、私を憎めるのか?』 の疑問を投げかけるとすれば、見た目が違う人や、信念の異なる人を憎んできた歴史ある組織の人に聞いてみるのが一番ではないかと思ったのです」


と、ただ自分の長年の疑問への答えがほしいという思いだけで、黒人であることを隠し、なんとKKKの「インペリアルウィザード(全米リーダー)」 として知られているロジャー・ケリーさんとの面談にこぎつけたダリル・デイビスさん。


武装したボディーガードとともに面談の場に現れたKKKのロジャー・ケリーさんは、面談の相手が黒人だということに驚き、ダリル・デイビスさんは相手が銃を持っていることに命の危険を感じます。


しばらく話していると、突然奇妙な音がしてその部屋にいた誰もがギクッとしました。


とっさにダリル・デイビスさんはロジャー・ケリーさんの武器の音だと思い、机に両手を置きながらも(武器を持ってないことを証明するため)心臓が高鳴ります。ロジャー・ケリーさんを見ると「お前、今何をした?」 と訴えているかのような形相です。


そして2度目にその奇妙な音がしたときに、ドレッサーの上に置かれたアイスバケツの中の氷が溶けて崩れ、冷やしていたソーダ缶が立てた音だったことが分かり、その場のみんなが笑い出しました。


いかに自分たちが「無知」であったかということに。


「それが『学びの瞬間』だったとは言いませんが、間違いなく『教えられた瞬間』ではありました。教えられたのは全ては何か『未知』である認識もしなかった存在・・・つまりバケツいっぱいの氷とソーダ缶の存在が物音を立てることにより、我々の安心感が脅かされて、怖くなり、お互いを責めたのです。したがって『無知は恐怖を生み出す』 と言えるのです。人は自分の理解が及ばない物事を恐れます。その恐怖を抑えられないと、恐怖は憎しみを生み出します。人は自分に恐怖を与えるものを憎むからです。その憎しみを抑えられないと、憎しみは破壊を生み出します。人は憎しみの対象を破壊したがります。その憎しみの対象が恐怖を引き起こすからです。しかし実際は、その対象は無害だったかもしれないのです」


この面談の後からも、ダリル・デイビスさんとKKK(クークラックスクラン:白人至上主義団体)のリーダーであるロジャー・ケリーさんの奇妙な交流は続き、ついにはKKKの集会にも招待されるようになり、このありえない光景に・・・。゚( ゚^∀^゚)゚。

Daryl Davis2

通常はその十字架といっしょに燃やされてる立場だと思うんですけど・・・。

Daryl Davis3

なんなんやこの写真・・・変すぎる~!。゚( ゚^∀^゚)゚。


いやもう、ダリル・デイビスさん最高!



『敬意』が鍵です。腹を割って話すが、必ずしも合意はない。しかし、お互いの意見に敬意を払う。私が彼に耳を傾け、彼が私に耳を傾け続けたおかげで、ケリーはKKKから脱退し、彼の衣装がここにあります。私はミュージシャンで、心理学者でも社会学者でもありません。私にできるのなら、皆さん誰にでもできます。時間を取り、腹を割って、自分の敵対者と話してみてください。あなたは何かを学び、相手も何かを学ぶはずです。敵同士が話す時、起こっているのは争いではなく『対話』です。対話が途切れれば、多くの暴力がもたらされます。ですから対話を続けてください」


と、ダリル・デイビスさんのお話は締めくくられます。日本語字幕付きのTEDの動画でこのお話はご視聴いただけますので、ぜひご覧になってくださいね。


「黒人男性の私がなぜKKKの集会に参加するのか | ダリル・デイビス | TEDxNaperville」


ダリル・デイビスさんとの長年の対話を通して、ロジャー・ケリーさんが固く信じていたKKKの考え方にひびが入り始め、ついには、ロジャー・ケリーさんはKKKを辞めます。


またダリル・デイビスさんのおかげで、直接的に40~60人、間接的には200人ものKKKのメンバーが辞めたといわれています。


人種差別の原因は「無知」です。


「無知」は、安心感を脅かす「恐怖」になり、恐怖は「憎しみ」を生み出し、憎しみは「破壊」へと人を駆り立てます。


だからきちんと対面して相手を「知る」こと。


そして意見が違う相手と「敬意」を持って「対話」をすること。


みんながダリル・デイビスさんのようになれたなら・・・、正義よりも学びを選ぶことができるようになれたなら・・・、この世はあっという間に光の地球になるでしょうね


Daryl Davis4

何度見てもありえなさすぎて、つい笑ってしまう写真です(爆)



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